「捕鯨船ではありません」
シーシェパードのテロ行為は最近になってようやく糾弾されるようになってきましたが、オーストラリアは基本的に反捕鯨の人たちが多い国です。捕鯨の賛否はともかく、海鷹丸という日本の観測船(もちろん本当は練習船です)がホバートに入港すると、捕鯨船やそれに関与する船である疑いがかけられることがこれまでもしばしばありました。そこで、3年前からタスマニア豪日協会やタスマニア大学の学生さんの協力を得て、海鷹丸の見学会と交流BBQを行ってきました。ホバートは南極海の研究をするためにはもっとも重要な港のひとつであることから、海鷹丸はこれからも頻繁に訪れることになります。であれば、「海鷹丸」をホバート市民に正しく認知してもらうことが重要で、ホバート市民に歓迎される船にならなくてはなりません。地道な交流が少しずつ形になりつつあります。写真はWaterworks Reserveという静かな美しい公園で25日に行われたBBQのときのものです。豪日協会やタスマニア大学の皆さん、ありがとうございます。また来年お会いしましょう。(茂木)


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