荒ぶ海を越えて
海鷹丸は数日前からインド洋東部でマグロ延縄の実習に入っているようですが、あまり獲れていないみたいですねえ。がんばれ~!
海鷹丸は南極海に向かう際にタスマニアのホバートや西オーストラリアのフリーマントルという港をしばしば利用します。かつて、これらの港はミナミマグロをねらう日本の漁船の基地として使われていましたが近年はほとんど見ることが無くなりました。ミナミマグロはいわゆる暴風圏にも分布するためその漁はきわめて過酷だったようです。この暴風圏は南緯40度から60度くらいに位置し、慢性的に低気圧に覆われる場所です。南極へ行くにはどうしてもここを通らなくてはなりません。「吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度」などと呼ばれ、船乗りに恐れられてきた場所です。写真のように海鷹丸の船首も強い波で洗われます。暴風圏を通過した翌朝、このデッキでハダカイワシを拾ったことがあります。暴風圏では魚もたいへんなのですねえ。

海鷹丸は南極海に向かう際にタスマニアのホバートや西オーストラリアのフリーマントルという港をしばしば利用します。かつて、これらの港はミナミマグロをねらう日本の漁船の基地として使われていましたが近年はほとんど見ることが無くなりました。ミナミマグロはいわゆる暴風圏にも分布するためその漁はきわめて過酷だったようです。この暴風圏は南緯40度から60度くらいに位置し、慢性的に低気圧に覆われる場所です。南極へ行くにはどうしてもここを通らなくてはなりません。「吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度」などと呼ばれ、船乗りに恐れられてきた場所です。写真のように海鷹丸の船首も強い波で洗われます。暴風圏を通過した翌朝、このデッキでハダカイワシを拾ったことがあります。暴風圏では魚もたいへんなのですねえ。

スポンサーサイト